SAILING POEMS

If you are good enough, someone will notice.

10月始まりの手帳

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来年から、会社で配布されていた手帳が廃止になるという悲報を受けて、今日、外出した娘に手帳を買ってきてもらった。ネットで買うと、送料が手帳代より高くなってしまうので。

 

入社以来愛用してきた会社手帳。社畜の証っぽくて嫌だなあと思いつつも、実に使いやすいので、かれこれ30冊近く続けてきた。

 

それでもoutlook の波には抗えず、今年のスケジュールは公私ともにoutlookで管理してきたが、どうしてもボタン一つで全部消去されてしまう怖さがあるので、やはり紙の手帳もお守りのように持っておこう。気まぐれに使おう。

 

表紙はアイスクリームのアイシングクッキー。健康維持のために食べるのを我慢している大好物を、毎日拝んで暮らすことにした。

 

来年の2月は、Kの大学入試。今月から模試や共通テストの申込が始まる。もはや親のできることは受験料の振込くらいなので、せめてそこだけは間違いのないように、スケジュールをちゃんと管理しなければならない。なので、10月に始まる手帳は、ピッタリだ。

 

outlookか、紙の手帳か。二者択一ではなく、ゆるやかに共存させると気分的にもラクだ。

正解のないカオスの世の中を楽しむには、二者択一の考え方を捨てるのが手っ取り早い。

オンライン会議か、対面か。ではなく、どっちもゆるやかにオッケー、とする。

オンライン会議だと無駄が許されないので、自分の合理的でストレートな面だけが強調される。伝えねばならない重要事項も多いので、どうしても事務的になる。そのとき、ダラダラしていて、いいかげんで、雑談でできている自分は、抑えつけられている。これはきついなーそろそろ変えたいなーと思った頃に、まるでそれを察知したかのように、同じ画面の中のコミュニティで、先輩がゆる〜い企画を自発的に始めてくれた。そのゆるさに、みんながほころんだ。たぶん。

自然に硬軟のバランスがとれると、居心地がよくなる。私も救われた。先輩、ありがとうございました。

 

ずっとオンラインだけだ〜と思うと、画面の中に閉じ込められる恐怖が高まっていく。

創発、つながり、育成、、、対面のほうが圧倒的に向いているときは、会えばいい。マスクして距離をとって会えばいい。

オンラインも対面も入り混じる。どっちもOKとゆるやかに許容する。それが"New Normal"。

 

今の部署には、5月に、リモートワークの中で異動してきた。部署名にはcreativeを意味する「CR」という言葉が入っている。その意味が、じわじわとわかってきたところだ。

 

creativeというのは、「0からつくる力」のことではないかと想像していたのだが、4か月経った今は、確信をもってそう言える。誰もが貪欲に、0からつくることに挑戦している。

 

アウトプットに言葉をなくすほどに圧倒されたり、おもしろくて吹き出したり、じーんときたり。メンバー同士のやり取りに感動することもある。

 

職場でうれしいことはたくさんあったが、ここまで心が揺さぶられることはなかったので、得をした気分だ。

 

バラバラでカオスな人たちと、一人ずつ、少しずつ、知り合っていくことが楽しくて仕方がない。もはや画面か対面かは関係ない。

 

そして、個人も組織も「0からつくる力」があれば、怖いものはない。

 

苦手な夏が終わり、待ちに待った10月がもうそこまで来ている。10月始まりの手帳も、出番を待っている。