新入社員の研修日誌が、コロナで消えた。リモートワークで会えないので、紙のかわりにTeamsでトレーナーに“日誌“を書き、トレーナーはコメントを返信している。
先日、コピーライターのトレーナーが、コピーライター志望の新入社員に対して伝えていたことが、心に残っている。
男性優位の視点で書かれたあるコピーに対する議論をひとしきりしたあとで、「難しいんだけど、やるべきことはシンプルで、より弱い側に立つ。より分が悪い方に立つ。ってことだと思います。そのものの見方を手に入れて欲しいと思っています」と書いていた。
ほんと、難しいけど、シンプルだ。
それよりなにより、このトレーナーも、彼についた新入社員も、未来が明るいことは確実だ。
Teamsの行間を、プラスの「気」が吹き抜けていくのを感じた。