SAILING POEMS

If you are good enough, someone will notice.

Fitbitとの葛藤

乳がん罹患後に見直したことの一つが「睡眠の時間と質」。あちこちに最低でも7時間は寝たほうがいいと書かれていたので、チェックのために会社から貸与されているFitbitを付けて寝ている。が、就寝時刻から起床時刻までが7時間でも、実際には6時間しか睡眠できていない。

 

「典型的な大人は一晩 10-30 回の間にしばらく覚醒状態になることがあります。 特に一度の覚醒時間が 2~3 分以内の場合、目覚めてすぐまた眠りに落ちた可能性が高いので、目覚めたことを覚えていないかもしれません。 (Fitbitより)」

 

つまり、寝ている間もちょこちょこ起きているらしいのだ。なので、実質7時間寝たかったら、目覚ましを8時間後にセットしないといけないのだ。

 

加えて我が家には、目覚ましでは起きもしないくせにやたらと早くアラームをセットして、鳴り響かせながら寝続ける男がいる。私は、毎朝、早朝に部屋に乗り込んで「アラーム消して!」と叫びに行かねばならず、そこから二度寝はできないので、そのアラームから逆算して8時間前に就寝しなければならない。

ということはだいたい、、、22:00!

無理だ。定時で仕事を終えて、まっすぐに帰宅して、さっさとごはんを作って、食べて、お風呂入って寝る、ほかのことは一切しない、というのができればなんとか22:00に寝れるかもしれないが。

まず仕事はそんなに早く終わらない。

食材を買い置きすると劣化して体に悪そうだから、足りない食材を毎日買い足すので、スーパーに寄らないといけない。

疲れてるからそんなに手際よく料理できない。

ほかに何もしないなんて、寝るために生きているみたいで悲しすぎる。

朝型にすればなんて簡単に言うが、ほかの家族は夜型なのに、自分だけ早く寝たら話もできない。下手したら顔も見れない。子どもたちに「寝るために生活していた母でした」なんて後から言われたくない。

 

さらに!歳のせいでもあるのだと思うが、睡眠の質のバロメーターでもある「深い睡眠」の時間が、短い。午後はノンカフェインにして、寝る前は明かりを落とし気味にして、日中できるだけ歩くようにしていても、「深い睡眠」が短い。

 

ご丁寧に「あなたと同年齢の女性の範囲」が示されるのだが、それよりもずっと少ないときが多い。「平均値」というものは、そこから外れる人をいたずらに不安に陥れるものだ。

 

それだけではない。

 

「深い睡眠は、身体的な回復と記憶と学習の側面を促進します。 この段階は、免疫システムの働きもサポートします。」( Fitbitより)

 

がん細胞は、健康な人の体でも毎日数千個できるそうだ。その退治には、免疫力アップが大事。なのに「免疫システムの働きをサポート」する「深い睡眠」がなかなか取れないなんて。焦る。

 

今朝もたった35分しか「深い睡眠」が取れなかった、、、と嘆いていたら、アラームを鳴り響かせる男に「そんなの腕に付けてるからそうなっちゃうんだよ」と言われた。

 

、、、そうかもね。会社から借りた機器で、会社に健康データを取られ、深い睡眠が足りないという焦りに囚われ、、、健康のために不健康になっている。ばっかみたいだから、この機器、返上しようかな。

 

だいたいどれくらい歩けば目標の8000歩になるかわかったし、午後はノンカフェイン、23:00過ぎたら寝ると決めて、あとはアンコントローラブルなんだから気にしない。もうそれでいいことにしようかな。

 

なんで迷っているかというと、良い結果が出たときはうれしいからだ。健康努力を続けるモチベーションにもなる。

 

うーん。そうだ!毎日計測する「ノルマ」ではなく、良い結果を出せそうなときだけ付ける「趣味」にポジショニングを変えてみよう。本来の使い方ではないが、真の心身の健康維持のために。