SAILING POEMS

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LEGO-BU

f:id:sailingpoems:20190608163726j:plain亡き友人ユキちゃんの、息子さんTくんの文化祭に行ってきた。中一の時、LEGO部を創設して四年目。Tくんがいつも文化祭展示のためのLEGO集めに苦心していると話していたのを思い出し、今年、我が家の休眠していたLEGOもわずかながら使ってもらった。

展示もさることながら、LEGOで作った映画が圧巻だった。人形や船を一コマずつ動かしては撮影し、つないで動画にしていく。パラパラマンガの立体版。細やかな作業の積み重ね。音響も本格的。

色づかいもおしゃれだった。例えば劇中に出てくる森林は、緑色の色合いが少しずつ違うLEGOを何種類か組み合わせていて、実に北欧的な色づかい。フィンランドを第二の故郷と呼んで、家族で何度も旅していたユキちゃんの色彩センスが受け継がれていると感じた。

生前、会社で一緒にランチをしたときに、TくんのLEGOショートムービーを見せてくれて、「ほらこれ、ついに人形が空を舞うようになったのよ!」とうれしそうに話していたのを思い出した。あれはたしか、透明な糸で宙づりにしたんだったよね。

短い時間だったが、Tくんと話すことができた。葬儀で会って以来、ほぼ一年ぶり。ますますしっかりとした青年になっていた。まっすぐに人の目を見て話すところはお母さんそっくりだ。

ユキちゃん、Tくんの作品、すばらしかったよ。これからも作り続けるに違いないから、私も追っかけして全部観に行くからね。