SAILING POEMS

If you are good enough, someone will notice.

never-ending mission

この一年、業務に加えて、会社のあるハードな研修を受けてきた。チームメイトは20人。研修所では、年間20泊以上寝食を共にした。たくさんの先生に学んだ。それぞれの先生に、それぞれの宇宙を見せていただいた。

膨大な量の宿題と格闘しているうちに土日のすべてが埋まっていく、加えて管理職だと代休も取れない上に、息子のバスケ部朝練弁当作りで週に5日は5時起きという、まさに不眠不休、40代も後半に突入しようという身には実に過酷な一年だった。よくめまいがしたり、ふらふらしたり、ぼーっとなったりした。

それでも得がたい貴重な体験だった。

財務、経営、M&A、全社視点、グローバルセッション、リーダー論、、、明らかにテーマとはミスマッチの私に「おまえみたいなのこそ、この研修受けるとおもしろいと思うんだよね」と軽く明るく受験を勧めてくれた上司に感謝しなければ。申込時点で年齢制限ギリギリであることを口にした私に、その上司は「年なんか気にするな!いいんだよ、そんなのどうでも!」と軽く明るく言い放った。今から思えば深いひとことだ。年なんか気にしていたら、何もできない。その通りだと今では思う。定年まで15年しかない私を選んでくれた人事にも感謝している。

そして、明らかに受講適齢期を逸して遅ればせながら乗り込んできた研修史上最年長の中年を、自然に仲間に入れてくれたチームメイトには感謝してもしてもしきれない。

統計の苦手なメンバーのために特別講座を開いてくれた人、英語の先生との懇親会を毎月セッティングしてくれる人、グローバルセッションに向けて英語プレゼンのコツをみんなに教えてくれた人、グローバルセッションの期間、連日連夜深夜まで大勢の外国人を連れて飲み歩いてくれた若い人、外国人もビックリのすてきなビデオを作った人、、、挙げればキリがない偉業の数々。授業で20人20様の考えを聴くのが楽しかった。刺激で、こちらの思考も深まった。彼らが、今後、深く考えて行動していくときこそ、この会社が前に動くのだと確信している。

自分はといえば、授業やイベントについていくので精一杯。正直立っているので精一杯。ただ、日本でもドバイでも英語だらけだったり、脳の使ったことのない部分を使ったおかげで、まだもう少し何かの役に立てそうな気がしてきたのは唯一の救いだ。

残すところは役員へのプレゼンと、個人課題7,000字。こんなのは、この一年を思えば、なんということはない。

さて、先々週に最後の合宿を終え、きのうは一年ぶりに宿題のない日曜日を満喫していた。ら、LINEに新たなミッションが。「Kくんがキャプテンに就任したので、キャプテンの親も、親のまとめ役として、父母会等の仕事が始まります」と、Kの一年先輩のキャプテンの母上からのしびれるメッセージ。そうだった、今度はキャプテンの母の仕事。一つ終わった瞬間に次のミッションが降ってくる。のりしろなし。

のりしろなく、土日をふさぐ、いや時間をふさぐミッションが降りかかってくること。これをどう捉えるか。

次から次へと絶え間ないのはもう勘弁してくれ、と思うのか。

いや、二つ重なるとミッションインポッシブルになってしまうところを、神様がのりしろをなくすことで、どのミッションもコンプリートできるように差配してくれているからラッキーと思うのか。

ま、どうせたいへんなことに変わりはないんだから、後者の考え方でいくんだけどね。そう、私はラッキー。