SAILING POEMS

If you are good enough, someone will notice.

花のような

8/6の早朝、18歳のときからの友人が、天国へいってしまった。

きれいで、かわいくて、構内を歩けばみんなが振り返る、花のような人だった。びっくりすると「ショーゲキ!」と連発する癖がまたかわいくて。女子校出身者にはこういう人がいるんだとカルチャーショックを受けた。

わたしはノーメイク、彼女はバッチリメイクにボディコン。交友関係も、好きな遊びも、好きな男の子のタイプも全く違うけれど、違いを尊重しあえる関係だった。「哀しみがわかるから、私たちは友達なんだと思う」と言われたことがある。当時は何のことかよくわからなかったけど、今はそうかもしれないと思う。

若い頃は危なっかしいところもあったけど、病気になってからの10年間は強く大きく圧倒的な存在だった。

今年の2/1、Kの中学入試の待ち時間に、近所だからとランチを一緒に食べてくれた。一人だったら落ち着かなかったであろう時間を、ただ一緒にいてくれた。そして、母親としてちゃんと子どもたちを育てていると、褒めてくれた。

二、三カ月に一回のペースで会うときも、いつも笑顔で、きれいで、しゃんとしていて、話を聴いて、時に励ましてくれた。

毎回また次も会えると信じたいから、話し方が深刻になるのを避けた。彼女の初恋の人に再会するべきか、肺からたくさん水を抜いたこと、片肺は機能していないこと、おいしい鰻屋さんのこと、新車のこと、愛犬のこと、大学生のときみんなで行った修善寺の思い出、骨や眼にも転移していること、自分の遺産の扱いのこと、実はわたしに食べものの好き嫌いが多いという指摘、次の旅行の計画、、、いろいろな話を、すべて淡々と。

相手の目をまっすぐ見て、きれいな言葉で、強くしっかりと話す。内容はいつも的確であたたかかった。

6/16最後に会ったときに言われたのは、 「元気なうちにやりたいことをやるべき」 「チャレンジするなら、誰かの事情に左右されず、自立してやるべし」 「うなぎ、イタリアン、寿司、フレンチ、洋食、蕎麦、、実はYちゃんって私と好みが一緒。私と一週間、夜ごはん一緒に行けるね」

夕方、斎場に会いに行った。いつも通りの感じで眠っていた。ちょっと昼寝してるだけに見えた。朝になればおはよう!と起きてきそうだった。